どのようにしたら自宅で高濃度の水素水生成器を作れるのかを検証する

えっ!本当?自宅でカンタンに高濃度水素水生成器って作れるの?

電気代だけて材料代もなしで永遠に水素発生を続ける
生成器って作れるのでしょうか?

 

はい、理論上は水素水生成器を作ることは可能です。

 

その1)

塩化ナトリウム(NaCl)を電気分解することで水素を発生させる生成器

 

塩化ナトリウム、つまり、塩ですね。
これを水に溶かして塩水を作り、これを電気分解することで水素水を作ります。
この塩はほとんど減らないのでほぼ永遠に水素を発生させることができます。

 

その方法ですが、まず、
塩化ナトリウム (NaCl) を水に溶解させて電気分解させます。
乾電池を何本もつなげて直流電気を強力にします。
電極は乾電池の中のプラスの炭素棒を使いましょう。

 

すると、プラス極(陽極)で塩化物イオン (Cl-)が酸化して、
塩素ガス(Cl)が出てきます。
一方、マイナス極(陰極)では、ナトリウムイオン (Na+) が還元して金属とくっつきます。
そして、そのとき水素が出てきます。
しかも、すぐに水に溶け込むので簡単に水素水が出来ます。

 

用意するものは、ジョッキー(ガラスコップ大きめ)2つ、
単一乾電池5,6本、銅線、炭素棒
でOKです。
どれも、楽天などで通販で買えますし、理科実験セットみたいな
カンタンなものでこれで水素水生成器の出来上がりです!

 

でも、注意してください。
陰極から出てくる塩素ガスは毒ガスですから!
しかも、水素は爆発物なのででこの方法ではオススメできません。

 

その2)

実験用の水素ボンベを使って水素を発生させる生成器

 

理科の実験用の水素ボンベを使うわけですが、
この方法だと不純物も一緒に水に溶けてしまいます。
というのも、実験用の水素ボンベは純度が低いです。
一酸化炭素や、二酸化炭素など体に悪いものも
含まれているので止めましょう。

 

そもそも、素人が家でブクブクやってもいくらも水素は溶け込みません。
それよりも体に害の方が大きいです。

 

さらに、水素ボンベが引火したらとんでもないことになりますから
この方法も止めましょう!

 

というわけで、水素水生成器を作るのムリですね!